一番量の多い牛丼屋はどこ?吉野家・すき家・松屋の並盛から最大サイズまで重量を調べてみた

吉野家、すき家、松屋。

牛丼チェーンの定番3社ですが、同じ「並盛」や「大盛」でも、本当に量まで同じなのでしょうか。

さらに各店には特盛や超特盛、メガといった大きなサイズもあります。

そしてすき家には、通常メニュー表には載っていない「牛丼キング」まで存在します。

そこで今回は、吉野家・すき家・松屋について、並盛・大盛・特盛を同じサイズ名で比べた場合、どこが一番多いのかを調査。

さらに「各チェーンで注文できる最大サイズ」と、すき家の牛丼キングまで含めた場合の最大量も調べてみました。

目次

先に結論!一番量の多い牛丼屋はどこ?

最初に結論をまとめます。

比較条件一番多かった店実測・参考重量
並盛どうし吉野家344g
大盛どうしすき家482g
特盛どうしすき家535g
通常メニュー最大すき家「メガ」643g
裏メニューまで含む最大すき家「牛丼キング」約1.1kg

並盛では吉野家、大盛・特盛ではすき家がトップ。

さらに通常メニュー最大サイズでも、すき家の「メガ」が今回確認した実測値では最重量です。

そして通常メニュー表には載っていない「牛丼キング」まで含めると、話は一気に別次元。

牛丼キングの総重量は公式には公表されていませんが、外部で紹介されている実測・推定値では約1.1kg。すき家広報への取材でも、牛肉は並盛の約6倍、ご飯は約2.5倍と説明されています。

普段よく注文する「並盛」なら吉野家が僅差でトップ。一方、大盛以上のボリュームを求めるほど、すき家の強さが目立つ結果になりました。

ただし、ここでひとつ重要な注意があります。

並盛については2026年に同じ企画内で3社を計量したデータがありますが、大盛・特盛については、それぞれ別の実測記事を組み合わせた参考比較です。

牛丼は店舗で盛り付ける商品なので、数g~数十g程度の違いで「必ずこの店が多い」と断定するものではありません。

そもそも牛丼の重量は公式にはほとんど公表されていない

今回調べてみて最初に分かったのが、意外にも牛丼一杯のグラム数は各社とも公式メニューではほぼ公表していないということでした。

吉野家公式「牛丼」メニューすき家公式「牛丼」メニュー松屋公式「牛めし」メニューには、価格やサイズ、栄養成分などは掲載されています。

しかし「並盛は○○g」「特盛は○○g」といった完成品の重量までは載っていません。

そのためこの記事では、価格や現在のサイズ展開は各社公式サイト、重量は実際の商品をキッチンスケールで計量した実測記事を参考にしています。

価格は2026年9月15日時点。重量は公式規格ではなく実測例です。店舗、盛り付け、玉ねぎやつゆの量などによって実際の重量は変わります。

実際、同じ吉野家の並盛でも、別々の計測では328gと344gという違いが出ています。

牛丼って工場で「340gぴったり」に詰めてる食品じゃないもんね。

並盛・大盛・特盛を同じサイズ名で比べると?

まずは一番分かりやすい「同じサイズ名どうし」で比較します。

サイズ吉野家すき家松屋最重量
並盛344g339g319g吉野家
大盛448g482g401gすき家
特盛510g535g505gすき家

※並盛は2026年の3社同時比較の実測例。大盛・特盛は各社を個別に計測した記事を比較した参考値です。

並盛では吉野家344g、すき家339g、松屋319g。

2026年の同一比較では吉野家が1位ですが、すき家との差はわずか5g。

ここは「吉野家だけ明らかに量が多い」というほどの差ではありません。

ところが大盛になると、参考値ではすき家482g、吉野家448g、松屋401g。

特盛でも、すき家535g、吉野家510g、松屋505gとなり、大きいサイズではすき家がトップになりました。

大盛・特盛は3社を同じ日に同じ方法で量ったデータではありません。実測記事ごとに店舗・日時・計量方法が異なるため、順位はあくまで参考として見てください。

吉野家は6サイズ、超特盛は実測617g

吉野家の牛丼は現在、小盛、並盛、アタマの大盛、大盛、特盛、超特盛の6サイズ。

全6サイズをまとめて計量した実測では、次のような結果になっています。

サイズ実測重量2026年9月現在の店内価格
小盛265g465円
並盛328g498円
アタマの大盛375g674円
大盛448g740円
特盛510g938円
超特盛617g1,059円

※重量と現在価格は情報源が異なります。重量は実測記事、価格は2026年9月15日時点の吉野家公式メニューを使用。

並盛328gに対して、特盛は510g、超特盛は617g。

超特盛は、この実測では並盛の約1.9倍の重量になりました。

なお、冒頭で紹介した2026年の3社比較では吉野家並盛が344gだったため、同じ並盛でも16gの差があります。

こうした違いを見るだけでも、実測値は「公式の固定重量」として扱わないほうがよさそうです。

すき家は通常メニューだけでもメガまで6サイズ

すき家の通常メニューは、ミニ、並盛、中盛、大盛、特盛、メガの6サイズ。

2026年にまとめられた全サイズの実測例では、次のようになっています。

サイズ実測重量2026年9月現在の価格
ミニ253g420円
並盛379g480円
中盛385g680円
大盛482g680円
特盛535g880円
メガ643g1,060円

すき家でちょっと特殊なのが「中盛」。

中盛385gに対して大盛482gなので、総重量では大盛のほうがかなり多くなっています。

中盛は単純な「並盛と大盛の中間」ではなく、ご飯を抑えて具を増やしたサイズです。

名前だけ見ると「並→中→大」の順に増えそうなのに、そういう意味じゃないのね。

そして通常メニュー最大のメガは実測643g。

特盛535gからメガ643gへ108g増えていますが、同じ実測ではご飯が398gから405gへ7g増えただけ。

メガで大きく増えるのは主に具の量というのも面白いところです。

さらに上がある!すき家の「牛丼キング」は約1.1kg級

ここまでなら「すき家最大はメガ」で終わるのですが、すき家にはもうひとつ有名なサイズがあります。

「牛丼キング」です。

いわゆる裏メニュー扱いで、現在のすき家公式Webメニューには掲載されていません。

ただし単なるネット上の噂というわけでもありません。

2024年におたくま経済新聞がすき家広報へ直接取材した際には、正式名称が「牛丼キング」であることや、通常メニューには載っていない裏メニューであることが確認されています。

項目牛丼キング
牛肉並盛の約6倍
ご飯並盛の約2.5倍
総重量公式非公表/外部実測・推定で約1.1kg
カロリー約3,000kcal(2024年広報回答)
2026年現在の価格公式非公表・店舗で確認
公式Webメニュー掲載なし

総重量そのものは、すき家側からは公表されていません。

外部で紹介されている実測・推定情報では、ご飯約625g、具約510g前後、合計約1.1kgとされる例があります。

通常メニュー最大のメガが643gなので、牛丼キングは文字通り別格のサイズ

一方、2026年現在も公式サイトには価格や全国共通の販売状況が掲載されていません。

2025年~2026年にも注文報告はありますが、店舗によって対応できない可能性があるため、注文したい場合は店頭で確認する必要があります。

牛丼キングは通常メニューではありません。「すき家なら全国どの店舗でも必ず注文できる」とは限らないため注意してください。また2024年の広報回答では持ち帰り不可と案内されています。

松屋は特盛になると肉の増え方が大きい

松屋の「牛めし」は、小盛、並盛、あたま大盛、大盛、特盛の5サイズ。

2026年8月に並盛・大盛・特盛を同じ店舗・同じ時間帯で計量した実測があります。

サイズ実測重量2026年9月現在の価格
小盛430円
並盛269g460円
あたま大盛630円
大盛401g680円
特盛505g860円

※2026年8月の実測企画では小盛・あたま大盛は計量されていないため、重量欄は空欄としています。

この実測では、並盛269g、大盛401g、特盛505g。

特盛になると500gを超えています。

さらに面白いのが中身。

並盛はご飯201g・具68g、大盛はご飯301g・具100g、特盛はご飯344g・具161gという結果でした。

大盛から特盛ではご飯が43g増えているのに対し、具は61g増加。

松屋の特盛は「とにかくご飯を大量に増やす」というより、具もしっかり増えるサイズになっています。

通常メニューの「最大サイズ」だけ比べるとどうなる?

ここまで各チェーンを個別に見てきましたが、今度は「公式メニューに普通に載っている最大サイズ」だけを並べてみます。

順位チェーン最大サイズ実測重量現在価格
1位すき家メガ643g1,060円
2位吉野家超特盛617g1,059円
3位松屋特盛505g860円

通常メニューの最大サイズで最重量だったのは、すき家のメガ643g。

ただし吉野家の超特盛も617gなので、差は26gしかありません。

価格も、すき家メガ1,060円に対して吉野家超特盛1,059円。

偶然とはいえ、価格まで1円差というかなりの接戦です。

1円差で重さも26g差。ここまで近いとは思わなかった。

ただ、ここへ牛丼キングを加えると約1.1kg級になるため、一気に倍近い世界へ突入します。

ちなみに、なか卯はなぜ比較に入っていない?

牛丼チェーンの比較となると、「なか卯は?」と思う人もいるかもしれません。

現在のなか卯には「牛すき丼」があります。

ただし、吉野家・すき家・松屋の定番牛丼と同じ商品ではありません。

牛すき丼は、すき焼き風の味付けや具材構成を持つ丼なので、完成品の総重量だけを並べると比較条件が変わってしまいます。

そのため今回は、定番メニューとして一般的な「牛丼・牛めし」を販売している吉野家・すき家・松屋の3社に限定しました。

まとめ

牛丼なんて、同じ「並盛」ならどこも似たような量だと思っていました。

実際に調べてみると、並盛は本当に僅差。

2026年の同一比較では、吉野家344g、すき家339g、松屋319gで、並盛のトップは吉野家でした。

ところがサイズを上げると傾向が変わります。

参考実測では、大盛はすき家482g、特盛もすき家535gでトップ。

各チェーンの通常メニュー最大サイズでも、すき家のメガ643gが、吉野家の超特盛617gをわずかに上回りました。

そして通常メニュー外の牛丼キングまで含めれば、外部の実測・推定で約1.1kg級。

結論としては、「普段の並盛なら吉野家が僅差でトップ」「大盛・特盛・最大サイズまで食べるならすき家が強い」「牛丼キングまで含めれば、最大量はすき家が圧倒的」という結果になりました。

ただし、牛丼の重量は各社が公式に固定値として公表しているものではありません。

その日の一杯を実際に量ったら数十gくらい順位が入れ替わる可能性もあります。

それでも、サイズを上げるほど各チェーンの「ご飯を増やすのか」「具を増やすのか」という違いが見えてくるのは、調べてみるとなかなか面白いところでした。

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