ミラノ風ドリアに辛味チキン、ペペロンチーノ、小エビのサラダ。
サイゼリヤには「いつもこれ」という定番メニューがある人も多いと思います。
ところがXを眺めていると、そんな定番メニューをそのまま食べず、別の料理と合体させている人が想像以上に多い。
サラダを3皿まとめたり、エスカルゴをペペロンチーノへ投入したり、サイゼのメニューだけでスペイン料理や新疆料理っぽい一皿を作ったり……。
しかも、こうした楽しみ方はサイゼリヤの考え方とも意外と近いようです。サイゼリヤ公式のペペロンチーノ紹介でも、シンプルだからこそ野菜や肉などと自由に組み合わせて楽しめる料理として紹介されています。
そこで今回は、Xで実際に試されていたサイゼリヤのアレンジを集めてみました。
まずは見つけたサイゼアレンジをざっくり一覧
| アレンジ | 組み合わせ | どんな食べ方? |
|---|---|---|
| エストレジャードス風 | ポテト+生ハム+半熟卵+チーズ | スペイン料理風に合体 |
| 満腹サラダ | 小エビのサラダ+キャロットラペ+柔らか青豆の温サラダ | 3種類の前菜を一皿に |
| 新疆「ナン坑肉」風 | フォッカチオ+アロスティチーニ | パンにラム串を合わせる |
| エスカルゴペペロンチーノ | ペペロンチーノ+エスカルゴ | ガーリック系をさらに強化 |
| 青豆ペペロンチーノ | ペペロンチーノ+柔らか青豆の温サラダ | 青豆・卵・チーズを追加 |
| 無限アヒージョ | エスカルゴ+小エビ+オリーブオイル | 食べ終えたエスカルゴ皿を再利用 |
| スープパスタ | ペペロンチーノ+田舎風ミネストローネ | パスタをスープ仕立てに |
| キャロットラペのおつまみ化 | キャロットラペ+粉チーズ+ブラックペッパー | ワイン向けに味変 |

メニュー表よりXを見た方が食べ方のバリエーション多い説。
9万いいね超え!サイゼで「エストレジャードス」風
今回調べた中でも特に大きく話題になっていたのが、サイゼリヤのメニューだけでスペイン料理の「エストレジャードス」風を作るアレンジ。
エストレジャードスは、ポテトに卵や生ハムなどを合わせるスペイン料理。Xではサイゼリヤのポテトに生ハム、半熟卵、チーズなどを合わせる食べ方が投稿され、9万件を超えるいいねを集めました。
見た目からして完全に「サイゼで別の料理を作り始めた人」。ポテトを崩しながら卵や生ハム、チーズを混ぜて食べるため、単品のポテトとはかなり違う一皿になります。
もはや「ちょい足し」というより、サイゼの食材を使った別料理。
生ハムやトッピング類は時期によって内容が変わる可能性があるので、同じ組み合わせを試したい場合は現在のメニューを確認してみてください。
約6.8万いいね「満腹サラダ」
こちらもかなりの人気。
小エビのサラダ+キャロットラペ+柔らか青豆の温サラダを一皿にまとめてしまう「満腹サラダ」です。
元の投稿は約6.8万件のいいねを集めました。
冷たいレタスと小エビだけでなく、酸味のあるキャロットラペ、温かい青豆、半熟卵、チーズまで加わるので、普通のサイドサラダから一気に食事感のある一皿へ。
特に柔らか青豆の温サラダは、早採りしたベビーピーに半熟卵とチーズを合わせた料理。単体でもかなり具材感があるので、サラダへ丸ごと加えるとボリュームが出るのも納得です。
野菜系だけを組み合わせているのに、かなり満足感がありそうなアレンジ。
フォッカチオ+ラム串で新疆の「ナン坑肉」風
これは発想がおもしろい。
サイゼリヤのフォッカチオとアロスティチーニ(ラムの串焼き)を組み合わせ、新疆の「ナン坑肉」風にして食べるアレンジです。
投稿は1,600件以上のいいねを集め、Xでもかなり反応されていました。
アロスティチーニは現在のサイゼリヤでも税込400円で販売されているラムの串焼き。そこへパンを合わせるだけなので、再現自体はかなり簡単です。
もちろん新疆料理の「ナン坑肉」そのものになるわけではありませんが、イタリアンレストランのメニューから中央アジア方面へ飛んでいくという発想が妙に楽しい。
エスカルゴ+ペペロンチーノはやっぱり強い
サイゼアレンジを探していると何度も遭遇する組み合わせが、ペペロンチーノ+エスカルゴのオーブン焼き。
現在はペペロンチーノが税込300円、エスカルゴのオーブン焼きが税込400円なので、合計700円。
ただエスカルゴを上にのせるだけではなく、皿に残ったガーリック系のオイルまでパスタへ絡めるのがポイントです。
もともとペペロンチーノ自体がニンニクとオリーブオイルを生かしたシンプルなパスタ。そこへエスカルゴの旨みとオイルが加わるので、方向性がきれいにつながっています。
サイゼ初心者が最初に試すなら、このあたりがかなり入りやすそう。
ペペロンチーノ+柔らか青豆の温サラダ
エスカルゴよりも手軽に試せるのが、ペペロンチーノ+柔らか青豆の温サラダ。
ペペロンチーノ300円に青豆200円なので、現在の価格なら合計500円。
青豆だけでなく半熟卵とチーズも一緒に加わるため、具なしに近いシンプルなペペロンチーノが一気に具だくさんになります。
しかもこれはSNSだけで生まれた謎アレンジではありません。サイゼリヤ公式の「柔らか青豆の温サラダ」紹介ページでも、ペペロンチーノやパルマ風スパゲッティへ混ぜる食べ方が案内されています。



ペペロンチーノ、サイゼ民の実験台になりがち。
食べ終えたエスカルゴ皿で「無限アヒージョ」
これは「別の料理を足す」というより、食べ終わったエスカルゴの皿をもう一度使うアレンジ。
まず普通にエスカルゴを食べ、その後に残ったオイルへ小エビを入れ、さらにオリーブオイルを追加。
エスカルゴのオーブン焼きは一つずつくぼみのある専用皿で出てくるので、その穴がそのまま小さなアヒージョ皿のようになるわけです。
なお、サイゼリヤ公式でもエスカルゴをフォッカチオに挟んだり、のせたりする食べ方を紹介しています。
残ったオイルまで別の料理へ使いたくなるのは、エスカルゴというメニュー自体がアレンジ向きなのかもしれません。
ペペロンチーノ+ミネストローネでスープパスタ
ペペロンチーノはまだまだ改造されます。
こちらは田舎風ミネストローネと合わせてスープパスタにするというもの。
現在はペペロンチーノも田舎風ミネストローネも税込300円なので、合計600円。
トマト味のスープへパスタを合わせること自体は珍しくありませんが、完成した料理を2皿注文して自分で合体させるところがサイゼアレンジらしいところ。
同じ投稿では、チキンサラダへ半熟卵と粉チーズを追加してシーザーサラダ風にする食べ方も試されています。
一度の食事で複数のアレンジを試す人まで出てくるあたり、完全に遊び方のひとつになっています。
キャロットラペ+粉チーズ+ブラックペッパー
最後はかなり簡単。
キャロットラペへ粉チーズとブラックペッパーを追加するだけです。
キャロットラペの酸味と甘みに、チーズのコクとブラックペッパーの刺激を追加。投稿ではワインのおつまみとして紹介されていました。
料理を2皿合体させるものと比べればかなり小さなアレンジですが、「いつもの一皿を少し違う味にしたい」という時にはむしろ試しやすそうです。
なぜサイゼリヤはこんなにアレンジされるのか?
ここまで見ていると、サイゼリヤだけ妙に「料理を合体させる文化」が発達しているようにも見えます。
理由のひとつは、やはり一皿ごとの価格。
現在もペペロンチーノ300円、柔らか青豆の温サラダ200円、エスカルゴのオーブン焼き400円など、「もう一品追加してみよう」がやりやすい価格帯になっています。
さらに、サイゼリヤ自身が料理同士を組み合わせる食べ方をかなり推しています。
例えば公式サイトでは、ペペロンチーノについて「野菜やお肉などの前菜と組み合わせる」、青豆については「パスタに混ぜる」、エスカルゴなら「フォッカチオに挟む」といった楽しみ方を紹介中。
つまり、Xで行われている魔改造も、方向性としてはそこまでサイゼリヤの思想から外れていないのかもしれません。
まとめ|サイゼは「何を頼むか」から「何と組み合わせるか」へ
今回Xを探してみると、サイゼリヤには想像以上にいろいろなアレンジがありました。
3種類の前菜をまとめる満腹サラダ、スペイン料理風のエストレジャードス、エスカルゴを投入したペペロンチーノ、さらにはフォッカチオとラム串から新疆料理風の食べ方まで。
特別な裏メニューがあるわけではなく、普通に注文できる料理をどう組み合わせるかだけで別の一皿が生まれるのがおもしろいところです。
いつものサイゼに少し飽きてきたら、次は「何を食べるか」ではなく「何と何を合体させるか」で選んでみると、また違った楽しみ方ができそうです。
また面白い組み合わせが話題になったら、この記事にも追加していきます。


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