Xでバズっていた「絶対に近づいてはいけないガソリンスタンド」とは?五島列島に存在するらしい店舗の正体を調べてみた

五島列島といえば、美しい海に教会、五島うどん。

普通なら旅行中に気になるのは、そういう観光スポットのはず。

ところがXを眺めていたら、それらを全部吹き飛ばすくらい気になる投稿が流れてきた。

「このガソリンスタンドには絶対に近づかないようにしてください」

五島列島でレンタカーを借りたところ、店員さんからそんな案内を受けたという。

そんなこと言われたら、世界遺産よりそっちが気になる。

目次

Xでバズっていた「絶対に近づかないで」という不穏な投稿

投稿したのは、Xアカウント「セイコーマート全部行く」さん。

レンタカーを借りた際、あるガソリンスタンドを示されて「絶対に近づかないように」と案内されたらしい。

そして投稿の最後には、こんな趣旨の一文まで添えられている。

世界遺産の教会よりも興味を引かれる、絶対に近づいてはいけないガソリンスタンド。

出典:セイコーマート全部行く(@ILOVESeicomart)のX投稿

分かる。

「ここはおすすめですよ」なら普通の観光情報だが、「絶対に近づかないで」はなかなか聞かない。

いったい何があるのか。

Googleマップの口コミから手がかりを探してみる

こういう話でまず気になるのがGoogleマップの口コミ。

そこで、五島列島のうち今回の投稿と関係しそうな地域にあるガソリンスタンドを中心に、評価や口コミをひと通り確認してみた。

結果からいうと、「この店に近づいてはいけない理由はこれだ」と断定できる口コミは見つからなかった。

評価が高い店舗もあれば、少ない口コミながら評価が低くなっている店舗もある。

ただ、低評価だからといって今回の投稿に登場した店とは限らないし、評価だけを材料に店を決めつけることもできない。

逆に「ここだ!」って分かる口コミが全然ないのが気になる。

料金トラブルらしき口コミも決定打はなし

「近づくな」とまで言われると、真っ先に思い浮かぶのは料金や接客をめぐるトラブル。

しかし、今回確認した範囲では、観光客に対して極端な料金を請求されたなど、投稿の内容と直接結びつく具体的な情報までは確認できなかった。

つまり現時点では、ネット上の口コミだけから問題の店舗を割り出すのは難しそうだ。

そもそも五島列島のガソリン事情は本土とは少し違う

今回の話とは別に、調べていて分かったのが離島ならではのガソリン事情。

経済産業省の資源エネルギー庁は、離島では本土と比べてガソリンの輸送コストが高くなりやすいとして、2026年度も「離島のガソリン流通コスト対策事業」を実施している。

ガソリンを島まで運び、そこから各給油所へ配送するため、本土のスタンドとはそもそもの流通条件が違う。

離島のガソリン価格が高くなりやすいこと自体は、特定のガソリンスタンドだけの話ではない。国が輸送コストを補助する制度を設けているほど、離島全体に共通する事情となっている。

そのため旅行者が「本土より高い」と感じることはあり得る。

ただ、それだけならレンタカー店も「この店は高いですよ」「別の店がおすすめです」くらいの案内で済みそうなもの。

それをわざわざ「絶対に近づかないように」と表現したところが、今回の最大の謎。

では「絶対に近づくな」の理由は何だったのか

ここまで調べても、残念ながら答えは出なかった。

Googleマップをはじめとする公開情報を追っても、レンタカー店がそこまで強く注意する理由につながる決定的な情報は見当たらない。

そして、何より肝心の「どのガソリンスタンドなのか」自体が元投稿では明かされていない。

現時点で分かったのは、「五島列島でレンタカーを借りた人が、特定のガソリンスタンドには絶対に近づかないよう案内された」というところまで。公開されている口コミだけでは、その店舗や理由を特定できなかった。

もしかすると地元ではよく知られた話なのかもしれないし、レンタカー店とそのスタンドの間に何らかの過去があるのかもしれない。

あるいは、旅行者には見えないもっと単純な事情なのかもしれない。

とにかく現状では、店名だけを先に決めてしまえるほどの材料はなかった。

補足|福江島のレンタカーにも「高すぎる」という口コミがあった

ガソリンスタンドについて調べている途中、もうひとつ気になるものが出てきた。

福江島にある一部のレンタカー会社について、旅行予約サイトには料金や車両返却時の負担について強い不満を訴える口コミが投稿されている。

2026年8月にじゃらんへ投稿された口コミでは、車両に傷が生じた際のノンオペレーションチャージ(NOC)として8万8000円を支払ったという体験が書かれている。

かなり大きな金額なので驚くが、同社の公式の補償制度を見ると、NOCは次のように明記されている。

自走して予定の営業所へ返却できる場合:88,000円
自走できず予定の営業所へ返却できない場合:150,000円

つまり少なくとも、この金額自体は公式サイトにも掲載されている条件。

一方で、旅行予約サイトには料金設定や車両チェックをめぐって不満を感じたという投稿が複数あり、レンタカー選びの段階で補償条件まで確認しておいたほうがよさそうだ。

このレンタカー会社と、元のX投稿でガソリンスタンドについて注意したレンタカー会社が同じだと分かる情報はない。ガソリンスタンドの件とは別の話として紹介している。

結局、謎のガソリンスタンドの正体は分からなかった

「絶対に近づいてはいけないガソリンスタンド」

かなり気になる言葉だったので口コミまで追ってみたが、結局のところ、その店の正体も、なぜそこまで強く注意されたのかも分からなかった。

分かったのは、五島列島のような離島ではガソリンの輸送コストが本土より高くなりやすく、国が専用の支援制度を設けているということ。

そしてGoogleマップをいくら眺めても、「どう考えてもこの店だ」と言えるほど露骨な口コミは見つからなかった。

ただし、今後元投稿者から理由や店舗について続報が出たり、調べてみて詳細が判明したら改めて追記させて頂こうと思う。

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