現在ロシアの侵攻によって戦争状態にあるウクライナですが、ロシアが侵攻する前日の2月24日に首都キエフ入りした大学生「前原剛」さんがネット上で話題になっています。
当初はシェルターで過ごし、その後2月26日に無事に隣国へと避難されたようですが、ウクライナは2月11日の時点でウクライナ全土の危険情報をレベル4に引き上げ避難勧告が出ていたにも関わらず、それを無視してキエフ入りした事や、それまでのTwitterでの発言等が現在ネット上で批判されています。
目次
前原剛さんのキエフ入りと脱出までの時系列
ロシアのウクライナ侵攻前日(2/23)のツイート
※ツイ消し済み pic.twitter.com/PZ1rU0b9fZ— 滝沢ガレソ🐯 (@takigare3) February 25, 2022
本人は消していますが、2月23日に上記のツイートをされています。
今キエフで目覚めた。やべぇじゃねえか。 https://t.co/sN5p3mhdtr
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 24, 2022
その後24日に戦争が初まったのを知るも、この時はまだあまり危機感を持って居なさそうな雰囲気。
屋内にとどまるにしても、昨夜一時的に帰ってきて水も食料もない。ダッシュでスーパー。タイミング最悪
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 24, 2022
キエフの大きなスーパーは品数は通常。しかし、ガソリンスタンド付近は渋滞で動かず。午前中はUber、Uklon、Bolt等の配車アプリも全滅。事実、空港や中央駅へのアクセスは距離的に難しい。下手に外へ出るよりも、自宅マンションの地下室待機が今のところ取り得る最善策。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 24, 2022
この日は度々ツイートでキエフの現状を伝えるも、生活が不便で困るなあ位の感じ方である印象を受けます。
軍事と密接に関わるテクノロジー研究やそれらに付随するグローバリゼーションは人類を進歩させてきた側面、人類が滅ぼし合うことを可能にした。一部の政治エリートの妄想で世の中はひっくり返ることを目の当たりにして、こんな世界で何をしても意味がないのではないかと思ってしまった。失望。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 24, 2022
最初はこんな感じで、客観的に国際社会を憂うようなツイートをされる精神的余裕もあったようですが・・・
もうすぐキエフに来る。本当に24時間以内に陥落してしまうのか。心の準備が、、、 https://t.co/RhPc7Jwh6u
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 24, 2022
キエフ侵攻との報道を受けてさすがに自分が置かれた状況を目の当たりにされたようです。
その後シェルターで一晩明かす事になった前原さんは、不安感を拭おうと必死だったのかこんな感じのツイートを度々されるようになります。
こんな事したくないですが。ウクライナのキエフから脱出できず、寒さと恐怖と様々な感情の狭間、シェルターに待機しながら、もしものために文章を残します。ロシアのミサイル、工作員のテロ、外気の凍てつく寒さ。内心、もう何が何だか分からず、辛いです。こんなに枯れた涙が流れたことはありません。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
激励の言葉を多数貰い少しだけ精神が落ち着いたのか、連投の最後の方では若干平常心を取り戻したようで、こんな感じのツイートもされていました。
餓死などを目的に人々を追い込むことでしょう。現実は残酷です。
どうか現地に残ってる日本人、並びにウクライナ人の多くの友人たちが命を落としませんように。そして、過去の大人たちがもたらした間違いを見つめ、この体験をどう生かし、未来に繋げられるのか。自分が生きてその使命を果たせるように
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
僕は生き残ります。
もしそれが叶わなかったなら、社会と人々の心と、幸せを感じられる世界になって欲しいなと思います。どうかウクライナのサポートをよろしくお願いします。
2022.02.25
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
その後、25日は現地の様子をツイートしたり日本人に対して注意喚起を促したりして過ごし。
現地は昼になりました。午後に大規模な攻撃が予想されます。シェルターに避難し、戦車が密集している地域は避けるべきです。これから間違いなくフェイクニュースがこれまで以上に拡散されます。日本の皆さんも鵜呑みにしないでください。一般人を外へ避難誘導するもの等です。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
26日には無事国外へと脱出出来た事を伝えるツイートをされました。
皆様のサポートのおかげで迅速に安全な場所へ移動することができました。心から感謝いたします。今回、多くの方々からの批判や暴言も多数いただき、私の軽率な行動によりご迷惑をおかけした大学関係者、外務省、大使館の皆様、並びに不快な思いをされた方々には心から謝罪いたします。大変申し訳ありま
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
前原剛さんが語る今回の件についての説明
避難して落ち着いたからか、その後前原剛さんのTwitterにて今回の件について説明がされていました。
下記で日時の記載されたツイートのみを抜粋し、彼がキエフで戦争に巻き込まれるまでの経緯を簡略化して紹介させて頂きます。
全てのツイートが見たい方は彼のTwitterアカウントで直接ご覧ください。
経緯
昨年2021年8月、活動拠点をヨーロッパへ
(日本での活動はYouTubeやネット上で検索できます)目的は、「物価の安いポーランドを拠点にして、ドイツ、フランス、イギリスなどを回っていました。そこでは起業家であったり、会いたいと思っていた学者などを訪ねていました。」--引用 https://t.co/ost3B7xU9E— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 27, 2022
以前から海外に興味があった前原さんは、上記のように去年から海外に拠点を移して活動をされていたようです。
1/31 https://t.co/o5G19F9wVbの教育プロジェクトucode IT academyに合格し、参加開始。この頃から、日本政府は渡航警戒レベルは高めでしたが、現場は通常、報道とのギャップに驚きました。自力で物件も見つけ、引越し先が決まりました。
・ucodeについて
世界的に影響を持つようになった42 Network— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 27, 2022
上記のツイートにあるように彼が最初にキエフに行ったのは1月31日
その後
2/12
プログラム開始後から一日の大半をucodeで過ごし、仲間と目の前のプロジェクトに挑み続ける日々。ランチタイムなどで欧米メディアの話をすると、基本的に画面の中でのパフォーマンスという共通認識がありました。それくらい、現地の雰囲気と欧米メディアの危機的な報道には乖離がありました。— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 27, 2022
その後、忙しい日々を過ごし欧米メディア等で「ウクライナやべーんじゃね?」みたいな報道はされるのを目にするも、実際の現地は落ち着いた雰囲気で緊迫感が感じられず、
それもあって彼と仲間たちは
「多分メディア上のパフォーマンスだけで終わるっしょ、戦争なんて起こらないっしょ」
と言った感じで特に対応をせずにいるも、前原さんは若干不安に感じたのと知人に預けていた荷物を移動させないといけなかったのもあり、避難も兼ねて一時ポーランドに戻ったようです。
2/22
ucodeでは予定通りキャリアイベントが開かれていました。私は2/23のフライトチケットが安かったので、イベントは不参加。しかし、一応の確認のため連絡を取ると、現地の様子も以前と変わりませんでした。スタッフからも問題ないと言われました。ucodeの現場へ行けていなかったことから、既に同僚— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 27, 2022
一度はポーランドに退避し海外メディアは緊迫感をあおるも、現地は平穏でスタッフからも大丈夫だろうと言われたらしく、2月23日にキエフに戻る事にしたようです。
一緒にプログラムに参加していた他の国の学生達に上記のポーランドへ戻った事で遅れをとっておりさらには情報を気にして避難したのは彼だけだったようで、それを一緒のプログラムに取り組む学生達に「メディアに踊らされている」等と鼻で笑われたりもしたそうです。
恐らくは
「べ、別に俺びびってねーし」
みたいな蛮勇のような感情がそれによって出てしまったのかもしれません。
その後、無事に脱出出来た彼は今回の騒動について謝罪されていますが
皆様のサポートのおかげで迅速に安全な場所へ移動することができました。心から感謝いたします。今回、多くの方々からの批判や暴言も多数いただき、私の軽率な行動によりご迷惑をおかけした大学関係者、外務省、大使館の皆様、並びに不快な思いをされた方々には心から謝罪いたします。大変申し訳ありま
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
せんでした。今後このようなことがないよう深く反省し、然るべき対応をいたします。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 25, 2022
今回の件を避難する声に対して批判や暴言等と表現してしまったのも手伝い、現在炎上しています。
また、彼は自分にとって不都合なツイート等を消しているのもより火に油を注いでしまっているようです。
前原剛さんがツイ消ししたツイートのキャプ画像
小学生って、、、、 pic.twitter.com/zbaZllAdeE
— Manamana (@Manaman53518082) February 27, 2022
メディアの攻防が小学生の喧嘩に見えてきた。
等と、海外メディアのロシアとウクライナについての報道を小学生の喧嘩に例える前原さん、こちらは恐らくポーランドに退避している最中で、その事を前述のように他の国の学生に鼻で笑われた気恥ずかしさもあってかこんなツイートをしてしまったのでしょう。
— 琴子 (@riri80704046) February 27, 2022
島から出たことがないとねじ曲がった想像の世界しか見えないんだろうなあ。
恐らくはウクライナに行く事を批判する声に対して向けられた物。
海外暮らしを一定期間された方って、日本国内で暮らす人たちを下に見る傾向がありますよね。
実際彼以外にもこういうマウントを取りたがる人をツイッター辺りではたまに見かけますから。
— 琴子 (@riri80704046) February 27, 2022
生まれてこのかた「日本経済オワコン!」が当たり前の世代で、幼少期は祖母に「早くこんな国から出なさい」と言われて育って、既に日本を離れてるわけですけど、食と宇宙産業には未来がある気がして、希望がうっすら見えたけど日本は運悪く欧米諸国より課題が早く進んでしまっている。おわた。
こちらも海外暮らしを一定期間された方がしがちな日本ディス。
彼(と、多分彼の家族)は自分はそこらの人間とは違うと言ったある種の万能感があるのかもしれません。
包み隠さずお話しますとか言ってた割に、この手の炎上しそうな要素のあるツイートは全部消しちゃう辺り、彼も多分一皮剥けば普通の20歳の男の子なんだろうなあと。
— や (@yyya123555) February 27, 2022
まとめサイト等で彼の事をオーマイ等と呼んでいる方がいらっしゃったのですが、このツイートが元ネタだったようです。
ちなみに彼は経緯説明の際に
これから今回のキエフ滞在の全てを包み隠さず書きます。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 26, 2022
なんて事を言っていますが、実際には色々包み隠しては居る訳です。
もっとも彼が包み隠さないと言っているのはあくまで「キエフ滞在」についてなので別に嘘を言っている訳では無いのですが。
前原剛さんの人柄について
彼のツイートを辿ってみると、彼がどんな人生を歩んで来たのかがなんとなく分かりましたので抜粋してご紹介させて頂きます。
全国個人負けました。
応援ありがとうございました。
ベスト8。高校でまた戦えるように頑張ります。 pic.twitter.com/Ctq1RGfLCB— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) August 20, 2016
彼はコチラのツイートによると國學院大學栃木中学校出身、つまりは中学受験をされたようです。
柔道全国大会個人でベスト8、つまりはかなりの猛者で文武両道と言った感じの人間性が伺えます。
明日から國學院文化祭😎
ピアノ弾いちゃいます。
中学校も来てください✌
楽しみます。 pic.twitter.com/Y8LqNaiMSD— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) September 9, 2016
そんな彼ですが実はピアノも人前で披露出来るレベルの腕前、つまりは中学受験の進学塾に通いつつピアノもこなし、さらには恐らく柔道も小学生の頃からやっていたのかもしれません。
そんな子が海外で自立した生活を送り、尚且つ慶応大学に入り、さらには20歳と言う一番イキりがちな時期を迎えたらこんな感じになるのも仕方ないのかもなあなんて正直思ったりはします。
Riley and Lachian最高。
オーストラリアでも良き出逢い。 pic.twitter.com/wphA6qPgzF— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 21, 2017
高校生になってもオーストラリアに短期留学に行ったり、発表会でピアノを弾いたりと多分スクールカーストで言えば最上位クラスの学生生活を送っていたんじゃないかと思われます。
この瞬間を味わえた事に感謝🤝 pic.twitter.com/bO9wRgskTl
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) June 22, 2019
さらに高校に入っても柔道部も続け、ご覧のような素晴らしい成果も残しています。
本当に学びの多い1日でした。
早稲田の政経の皆さん、新畑さん、スティーブンさん、狩新那さん、本当にお世話になりました🙏
無国籍ネットワークにちゃっかり入れた事も収穫🤘 pic.twitter.com/Pfv6AnZxhZ— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) June 23, 2019
ロヒンギャ難民問題にも目を向けイベントに参加してみたりと、こうしてみるだけでもそこらの高校生数人分レベルのバイタリティで学生生活を送っていたように見えます。
NPO法人HERO主催の
・富と貧困ゲーム
・NPO/国際協力のリアルトーク
に参加して来ました。益々やりたい事が自分の中で膨れ上がり、頭の処理が追いつきません𓀁新たな出逢いにも感謝します。 pic.twitter.com/OV834mpxh1— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) July 15, 2019
この手のイベントに行って主催者とツーショット写真を撮ってSNSに載せる。
SNSにはこういう人が多々居て、むしろこのツーショット写真を撮って貰う為に参加しているような人も見かけますが、それを高校生でやっているのは割と先を見据えて行動しているんだなと言うのが伺えます。
#ボラプラ #ボランティア#inカンボジア
今回はじめてボランティアという形で海外に飛びました✈️単語では表せない感銘を受けて、とても幸せな経験をさせてもらいました。「この世界の助けられる命を未来に繋げたい」って想いはみんな同じ。これからそれぞれの道で、それぞれの方法でやり遂げよう👍 pic.twitter.com/LXoTEiinFr— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) August 25, 2019
さらにはカンボジアにボランティアにも行っていますが、この時の彼はどういう心情でカンボジアの子供達と接していたのでしょうか?
やっと合格した実感が湧いてきました。OBの先輩方、監督、学校の先生方には大変お世話になりました。ようやく将来のビジョンを追究する為のスタートラインに立てました。大きな夢と期待を抱き、更なる成長をするべく日々精進します👍#慶應義塾大学 #総合政策学部#SFC #體育會柔道部 pic.twitter.com/kT29cBHg68
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) December 13, 2019
慶応大学SFC合格を報告するツイート、発表時期から察するに夏秋 AOでの受験なのだろうと思われます。
AO入試のシステムから察するに、セミナー系イベントへの参加やボランティア等はこの為に行っていた部分はあるんでしょう、勿論どんな思惑があろうともやらないよりやる方がずっと素晴らしいんですが。
その後2020年は大学入学で環境が変わり忙しかったのか殆どツイートは在りませんでしたが、2021年頃から今度は就職活動を見越してか再びちょこちょことツイートされるようになりました。
大阪のこれからをダウトしながら話してきました(大嘘)。これからも通います。
着々と関西での人脈が広がっていく。
皆さん、ありがとう。 pic.twitter.com/yUWTxpkcQj— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) February 4, 2021
こんな感じの、どちらかと言うとFACEBOOKの方がしっくり来そうなビジネス系ツイートを多々されています。
海外生活をスタートさせた2021年8月以降は頻度は余り多くありませんが、海外の風景を度々ツイートされています。
こちらに来て宗教との向き合い方を常々考えさせられる. いつかの時代の想像力に富んだヒトの願いが遠い誰かを救い出し, 一方で別の誰かに憎しみを植え付ける. 自分がどの宗教やイデオロギーに従おうと, それらのマイナス面を認めて「間違うはずがない」と思い込むのは避けるべきだと思ったこの頃. pic.twitter.com/VdWSWfWkyX
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) September 24, 2021
こんなツイートもされているのですが、後々の彼の言動を見るに彼は「間違うはずがない」と思い込むのを避けられる程には成長出来なかったようです。
ただ、上記のツイートから数ヶ月でそこまで人間性が変わらなくても仕方ないのかもしれませんが。
正直、ここまで彼の青春時代についてツイートを追ってみて、そのバイタリティと行動力については正直に凄いと畏敬の念を抱きました。
実際問題彼はまだ20歳、人間が一番多感でさらに変な万能感に包まれる時期でもありますし、多感な時期にこれだけの行動をしていたら、他人を見下したくなってしまう気持ちも正直分からなくはありません。
自分が20歳だった頃の事を思い返してみても恥ずかしくなるような言動や行動の1つや2つはありましたし、恐らくそういう方は少なくないでしょう。
きっと彼もいずれこの時の自分の行動や言動を思い返して、気恥ずかしい気持ちになったりするのかもしれません。その時きっと彼は自分が人間として成長したのだと自覚するんだと思います。
逆にこの件について武勇伝だと誇るような事があれば、人間として間違った方向に進んでいるのですが・・・。
もっともどんな方向に進もうと、SNSをビジネス的な発信の場だと考えているのであれば、自分に酔ったツイートばかりでなく客観的に自分と自分の発言を見た上でのツイートと行動を今後はされた方が良いかと思われます。
前原剛君へ
君が逆張りではなく、ビジネス及び日本の将来を見据えて挑戦をしたかったのはなんとなくわかる。だけど、君に「島国の日本人は〜」と平和ボケを指摘する資格はない(続く)
— 中須かすみぃ‼️ (@foryouformii) February 25, 2022
ただ、彼にはこんな風に心配しつつも叱咤してくれる友達も居るし、最初にネットで話題になったのも彼の身を案ずる友達のツイートでした。
友人に恵まれている彼は、本質では悪い人間では無いのだろうと感じます。
願わくば彼が今回の事を今後メディアで得意気に語るのでは無く、語るにしても反省を持って語り、今後の人生において色んな事柄への教訓として生かしてくださる事を切に願っています。
ただし彼のお兄さんのツイートを見ると一抹の不安を感じてしまいました。
全ての事情を把握している訳でもないのに外部からあれこれ言う方がいますが、他人様の事ですので、適切な情報収集を行い(本人へのインタビューは最低必要)、適切な分析を行った上で発言していただきたいなと思います。思い込みや片手落ちの情報による弟やその関係者への誹謗中傷はやめてくださいね。
— まえきよ@筋肉はかせ (@maekiyo_rootMax) February 27, 2022
誰も兄だと指摘している訳でも無いのに、わざわざ弟だとツイートして火中の栗に飛び込み、さらにはこの手の案件では火に油を注ぐだけの結果にしかならない身内による擁護を逆ギレ気味にされているのですから。
もっともお兄さんのフォロワー数等から察するに炎上商法でやっている可能性は有りますが、それはそれでまた問題があるようには思います。
【追記】前原剛さんの現在、Twitter再開で再び炎上するも逆ギレしてしまう
無事に日本に帰国した前原剛さん、炎上したのもあってしばらくは静かにされているかと思ったのですが、一週間程でTwitter活動を再開。まるでやらかして謝罪会見をした後のコムドットのようでもあります。
今度はウクライナについて意識の高そうな事を呟いたり、ウクライナ関連の話題をリツイートしたりされるようになりました。
ほんの数日前までの日常が消された現実。友人の家族は逃げ切れなかった、、
ただプーチンが憎いと電話越しに泣いていた。こんなとき、なんて声をかけたらいいのか、心がえぐられる。憎しみや悲しみは連鎖していく。 https://t.co/jFcHvX2Xo0
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) March 10, 2022
当然再びプチ炎上
「なんでSNSで発信し続けるのか(今それやってたら炎上するって分からないの?)」
と言う当たり前の質問が寄せられるも
SNSを休まない理由はシンプルで、今だから伝えられることがあるからです。ポーランドに留まり、ウクライナから来た方々を避難所まで案内、物資サポート、避難所の掃除などをしながら、専門家の皆さんや🇺🇦の現場にいる友人から話を聞き、今後の日本で準備すべきことや、話し合うべきことは何か、を
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) March 10, 2022
発信することで、今だから日本にいる皆さんにも伝わることがあるかなと思います。もし仮に日本がなんらかの紛争に巻き込まれた場合、細かい避難の仕方、爆撃に対する準備、それに向けての国民の合意形成が取れていなければ、島国で生き残るのは容易ではない気がしてしまいます。戦争など起きてほしく
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) March 10, 2022
ないですが、21世紀に民間人を巻き込んだ戦いが起きた以上、「〜はしないだろう」が通用しない時代なのかもしれません。台湾と沖縄は近いですし、本土にもアメリカ軍の基地があることを考えると、ゾッとします。
— 前原 剛 (@TsuyoshiMaehara) March 10, 2022
との事でした。
当然ながら火に油を注ぐ結果となってしまったのですが
それに対して逆ギレのようなツイートをされていました。
誹謗中傷を正当化するつもりはありませんが、やはりそこは20歳の若者、まだ幼い部分が見え隠れしているなあと感じました。
残念な事ではありますが、恐らく彼はこの時の事を帰国後の炎上含めて武勇伝のようにいずれ語るような人間へと成長するのだろうなと見ていて思いました。
あと、率直な感想として彼を誹謗中傷するのは良くないと擁護する方々は分かりますが、彼は英雄だとか、彼に非は一点も無いみたいな論調で擁護する方はそれはそれで違うようにも個人的には感じます。